不摂生は、将来の健康を脅かす!

付き合いで飲む機会が多い多い社会人は、時として不摂生から健康を害してしまうことになりがちです。若い間は支障がなくても、年齢を重ねるごとに問題が生じやすくなります。不摂生の積み重ねが高齢者になって顕在化してしまったと後悔する人も少なくありません。社会人になったら、健康志向を意識して生活するようにした方が望ましいでしょう。

職種によっては、仕事を通してその事実に気づいて、早期から生活習慣を切り替える事例もあります。普段から高齢者に接して密にコミュニケーションを取っている介護職従事者は、高齢者の昔話をされることが多く、「昔は元気で山に登っていたのに今は歩けない」「毎日のように元気に外回りをしていたのに、今となっては頭も身体も言うことをきいてくれない」といった話を聞かされることがあります。そうすると、「自分もそうならないように対策しなければならない」という気持ちが起こるそうです。転職で介護業界に参入したり、育児を終えてパート探しをした際に介護現場を選んだりして、このような状況に直面する人は少なくなく、自分の生活習慣の見直しを行うのです。

このようなケースは、介護業界に限ったことではありません。人生の先輩である高齢者との関わりを持つと、健康への考え方が変わると耳にします。社会人になってから自分の身体の衰えを実感する人は多いと思います。そんな方は、年をとってから後悔するのではなく、気づいた段階で、運動や食生活を見直し、健康的な身体づくりを行うべきです。